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Posted by あしたさぬき.JP at

野球のこと

2009年02月14日

ファイターズの沖縄キャンプは順調そのものです。
天候に恵まれ(今日は紅白戦中止になりましたが)、
大きな故障者がでていないことは何よりです。
移籍してきた二岡選手が別メニューで調整してますが、
再発防止のための処置で心配ないようです。
まあチームにも溶け込んでいるようでした。
投手陣も順調で、
特に武田久投手は、
とても調子がよさそうでした。
関係者の話でも、
絶好時の状態に戻ってきているようです。
今年は抑えとしても期待されているので、
とてもいいニュースですね。
明日は、名護で紅白戦があるので、じっくりとチェックしようと思います。

また、今日は宜野座で行なわれている阪神のキャンプも視察しました。
ファイターズから移籍した金村投手や、
40歳をこえて益々活躍している下柳投手も元気そうでした。
ファイターズだけでなく、いろんなチームキャンプを視察することは、
とても勉強になります。
各チームとも工夫を凝らした練習で、
それぞれに特徴があります。
このキャンプの内容はシーズンの成績に直結しますので、
毎日興味深く見せていただいています。

今年の沖縄は、雨が降らないばかりでなく、
気温が高いので、とても快適です。
半そででも十分汗ばむくらいの陽気ですので、
どのチームも調整が進んでいます。
選手にとって気温が高いことは、
とても大きなプレゼントです。
特に故障がちな選手、
ベテラン選手にとっては本当にありがたいことです。
この天候を生かせるのがどの選手で、
どのチームになるのか、
いろんな意味で興味が尽きないのがキャンプです。
  

Posted by Kazu@Shirai at 15:44Comments(5)野球のこと

日々の出来事

2009年02月12日

昨夜は、釧路の講演会終了後移動して、
横浜で行なわれたワールドカップ予選日本代表の試合を観戦しました。
ホームゲームで絶対に勝利を求められるなかで、
結果的には引き分けで残念な試合でした。
しかし、試合内容は素晴らしく、
チームの目指すべき方向性は、
素人の私が見ても明確に映りました。
すべての面で、
前回のウズベキスタンの試合よりは数段によくなってきたように見えました。
結果が問われる中で、結果を出すことも必要ですが、
求める結果は予選通過、
そして日本代表チームが目指しているワールドカップベスト4が最終的なゴールです。
その最終ゴールに向けては、
いろんなことがおきますが、
大切なのは最終ゴールに到達するための方向性、
ブレないことです。
日本代表クラスになれば、
1試合ごとにいろんな角度から批評されます。
このような状況の中で、
ブレのない方向性を保つことは、
とても重要なことと思います。
結果以上に、日本代表の成長を感じた試合でした。

  

Posted by Kazu@Shirai at 19:27Comments(0)日々の出来事

日々の出来事

2009年02月11日

今日は1時30分から釧路で講演です。
この講演会の主催は、学習塾の練成会グループです。
実は、昨年1月から錬成会グループの職員(講師)の皆さんに、
コーチングを含めた指導方法について研修させていただいています。
野球と学習塾とは分野が違いますが、
人材を育成する、人を伸ばすという意味では共通していますので、
野球を通した経験を中心に、話をしたり、
意見交換をさせていただいています。
私の夢の一つに、「子供たちの可能性を大きく広げるお手伝いがしたい」
と考えていますので、
学習塾での研修は有意義であり、
とてもやりがいのある時間です。
昨年は、錬成会グループの職員(講師)の皆さんを対象にした研修でしたが、
今年は、子供を持つ父母に対して、
子供とのコミュニケーションについて講演することになりました。
家庭において、「いかに子供たちにやる気を起こさせるか」は、
学習塾との相乗効果で、より子供たちが伸びると思います。
そのためには、子供たちとのコミュニケーションは重要であり、
私の経験を踏まえて、お話をさせていただこうと思っています。
その第一弾が、今日の釧路での講演会です。
そして今回、練成会グループの協力をいただいて、
お子様を持つ父母に対して、無料で招待していただけることになりました。

今日は釧路ですが、

2月21日 室蘭練成会本部 (0143-43-5555)

2月22日 旭川錬成会本部 (0166-26-4567)

2月28日 帯広錬成会本部 (0155-22-5633)

3月1日  札幌錬成会総本部 (011-707-5555)

主催にて開催することになっています。
田中賢介選手も錬成会のコマーシャルやカレンダー出るなど、
このブログ読者にもとても関係の深い学習塾です。
また、私も大変お世話になっていますので、
ぜひいろんなお知り合いに教えていただければと思います。
子供を持つ父母でしたら誰でも参加できますので、
それぞれの地区の皆さんは、最寄の錬成会本部に、
電話連絡で大丈夫ですので、どんどんお申し込みください。
会場の関係で、定員になり次第締め切りますが、
今ならまだ余裕があるようですので、
早めに申し込みください。
皆さんにお会いできること、楽しみしています。

  

Posted by Kazu@Shirai at 08:18Comments(2)日々の出来事

日々の出来事

2009年02月10日

ファイターズキャンプは、
天候にも恵まれて順調に調整が進んでいるようです。
今日、明日は釧路ですが、明後日から沖縄に入りますが
今からとても楽しみしています。
これからはもっと試合が多くなり、
より高いレベルでのチーム内での競争が激しくなります。
15日には紅白戦があるようですので、
注目の中田選手や、移籍してきた二岡選手の調整具合も
確認したいと思っています。
昨年は中田選手が、
初の対外試合の阪神との練習試合で
場外ホームランを打った試合を見ました。
今回もそのようなシーンを見ることが出来ればと思っています。

今年のパリーグは激戦が予想され、
どのチームにも優勝のチャンスがあります。
その一方で一つ間違えば、
どのチームにも下位に転落する可能性もあります。
戦国模様を呈してきているパリーグだけに、
見所がたくさんあります。
そんな中で、
開幕前のファイターズの状況などについて、
前回の講演会でお約束したように
ブログ読者の皆様を含む、
一般参加の講演会開催が決まりました。
3月22日、日曜日に札幌で行ないます。
前回同様に朝日田コーポレーション、
朝日田先輩の協力を得て決定にこぎつけました。
詳しくは調整出来次第、
連絡いたします。
また、皆さんとお会いできることを楽しみしています。
そしてより交流を深めることが出来ればと考えています。
  

Posted by Kazu@Shirai at 16:48Comments(4)日々の出来事

野球のこと

2009年02月08日

前回は練習量のことについて記しました。
練習量ではなく、質と量のバランス、
成果の上がる練習が必要であると。
なぜ私がこのことを重要視するかと言えば、
それは私と同じ過ちを繰り返してほしくないからです。
私がメンタルトレーニングを始めたきっかけは、
プレッシャー、緊張感から逃れたいと思ったからです。
緊張感を克服するために、練習量に裏づけされた自信がほしくて、
ただひたすらに猛練習を繰り返していました。
当然想像を絶するような猛練習をしていますから、
「白井は練習熱心で努力家だから」、
「白井はあれほど頑張っているのだからと」、
と評価されました。
しかし、結果は出るはずもなく、
オーバートレーニングによる故障にもつながりました。
緊張感を克服するために練習量を、
誰よりもこなしていることは、
練習の目的を逸しています。
練習はあくまでも技術力向上にあるもので、
練習量をこなしたことでの、
自身の裏づけ欲しくて練習しているようでは、
選手としての技術力は上がりません。
私自身には、必死で技術力を上げようとしていた部分もありますが、
それ以上に求めていたのは、
練習量に面付けされたメンタルでした。
量ではなく、
高い質の練習を繰り返す、
技術向上のための練習と、
不安を打ち消すための練習とでは、
目的意識がまったく違います。
たしかに猛練習をすることで、
猛練習に耐える忍耐力はつきますが、
緊張感を克服するには、
忍耐力ではなく、
緊張感をコントロールするための、
メンタルトレーニングが必要なのです。
私に必要だったのはメンタルトレーニングであり、
それを技術や体力トレーニング同時に、
猛練習を繰り返していたのです。
心を鍛えるトレーニングが、
メンタルトレーニングであり、
その目的に向けて
猛練習(メンタルトレーニング)すればいいのです。
技術を上げるには、
技術を上げるための猛練習を、
体力を上げるためには体力を上げるための猛練習を、
することが練習の意味です。
練習の目的意識が明確で、
そのために正しい方向で、
適正な量をこなせばいいのです。
適正な量とは、
目標に向かって長期、中期、短期計画を立て、
その計画に沿って猛練習をすることです。

私は決して猛練習、練習量を否定するわけではありません。
選手には時間と体力には限りがあり、
その時間と体力を有効に使うためには、
正しい方向性と適正な量が必要だと思います。
その正しい方向と、
適正な量の中で、
計画的な猛練習をこなして行けばいいのです。
技術には技術トレーニング、
体力には体力トレーニング、
メンタルにはメンタルトレーニングがあり、
必要とされる目的に向かって猛練習をするのと、
アピールや不安を打ち消すためにただ猛練習を繰り返すのでは、
まったく違った成果につながります。

私は、現役時代に誰よりも猛練習を繰り返してきた自負があります。
その一方で、猛練習の方向性が曖昧になっていた、
深い反省があります。
だからこそ今の選手たちには、
正しい方向性(明確な目的意識)、
そして適正な練習量をこなして、
本当の選手として能力を高めてもらいたいと強く願います。


  

Posted by Kazu@Shirai at 15:19Comments(4)野球のこと

野球のこと

2009年02月06日

キャンプも第2クールに入り、
どのチームも練習内容、質が高くなってきています。
練習とは、まさしくレベル向上のためにするものであって、
首脳陣やマスコミにアピールするものではありません。
この時期には、どの投手が何球投げたとか、
内野手が何球ノックを受けたとか、
打者が何球柵越えをしたとかがニュースになります。
どれも数(量)を評価する報道が多いのですが、
数(量)が大切なのではなく、
内容や質の高さ、どれくらい成果が上がったかが重要なのです。
しかし、数(量)をこなすことは、
練習熱心であったり、意欲の表れと捉えられることが多いの事実です。
そのため、選手も数(量)をこなすことで、
首脳陣やマスコミにアピールするようになるのです。
本来の目的は、数(量)をこなすことではなく、
いかに技術力や体力、精神力などの向上を図り、
選手として能力を獲得することです。
確かに正しい方法で、
正しい動きで反復練習を繰り返すことでのフォーム作りや、
適切な時期に投げ込みでスタミナをつけることも重要です。
しかし、間違えた方法で、間違えた動きで、
ただ闇雲に数(量)を増やすことは、
悪い癖や、故障につながります。
また、以前にも記しましたが、
強度や量をこなすのはシーズンオフで、
このキャンプ期間はもっと質の高さを求めるものです。
この時期に強度や量を求めるのは
それだけシーズンオフのトレーニングが不足していることを証明するものでもあります。
勉強に置き換えると、
ただ長い時間勉強をするよりも、
集中し、効率のよい勉強をするほうが能力が上がります。
またセールスマンですと、
いくつ契約を獲得するかは重要ですが、
何軒回ったかは(数や量)評価されません。
このキャンプ期間中は、
どれくらい質の高い練習で、
より高い成果を上げるかが重要です。
この方向性がしっかりしているのか、
それとも数(量)を目指しているかではまったく違った結果がでてきます。
視点を変えて、このキャンプを見るのも面白いかもしれません。  

Posted by Kazu@Shirai at 15:10Comments(3)野球のこと

日々の出来事

2009年02月04日

昨日の夕方から静岡県三島に行ってきました。
少し時間に余裕があったので、
東名高速道路を使う道ではなく、
箱根を越える道を選択しました。
私は駒澤大学卒業生ですが、
駒澤大学は箱根駅伝で有名です。
今年は残念ながら成績はよくありませんでしたが、
ここ10年間では何度も優勝しています。
母校の応援をかねて、
毎年正月にはテレビに釘付けになり箱根駅伝を見ています。
今年は箱根の山登りで、
東洋大学の1年生選手が驚異的な区間新記録を達成しました。
テレビで見てもすごいと驚くほどの山道が、
実際はどれくらいすごいのかを確かめてみたいと思い、
わざわざ遠回りして箱根を登りました。
実際に車で上った山道は、
テレビで見ている以上に急斜面で、
ここを走って駆け上がるのはとても想像できないほどの傾斜でした。
現在の大学スポーツで、
最も注目されるのがこの箱根駅伝ですが、
いくつものドラマが繰り広げられのは、
この舞台(走路)の凄さが引き出すものだと感じました。
そして、人間は鍛えれば想像を絶する力を得るのだなと、
改めて感心しました。

さて、プロ野球はキャンプインして4日目が終わり、
明日はほとんどのチームが初の休日です。
選手にとって休み前の夜、
まさに今夜が最もリラックスできる時間です。
そして明日は思い思いの休日を過ごし、
英気を養うのです。
私の場合は、大体ゴルフをして気分転換を図っていました。
休日にゴルフをするとなると早く起きるので、
必然的に夜早く寝ることになり、
とても健康的な休前日の夜を過ごすことができるのです。
現在のファイターズの選手たちは、
今夜、そして明日の休日はどのように過ごすのでしょうか。
現在はもっともリラックスした時間を満喫していることだと思います。




  

Posted by Kazu@Shirai at 21:37Comments(1)日々の出来事

講演・野球教室開催のお問い合わせ

2009年02月02日

■講演・野球教室開催等のお問い合わせについて

白井一幸氏への講演・野球教室等の開催依頼やお問い合わせについては、
下記の「講演会・野球教室等のお問い合わせ」を押して、
入力フォームに必要事項を入力頂き送信して下さい。
追って担当者がご連絡申し上げます。

※お問い合わせ内容欄に分かる範囲で結構ですので下記項目をお知らせ下さい。

●開催予定日時、時間
 ・第一候補
 ・第二候補
 ・第三候補
●開催場所、所在地
●希望する講演テーマ(主旨、目的など)
●参加対象者属性、年齢層、人数
●講演料金予算 など

               

【お問合せ先窓口】
 SAPPORO PHP
 有限会社朝日田コーポレーション
 〒060-0807
 札幌市北区北7条西2丁目6番地 37山京ビル612号室
 TEL:011-708-9211/FAX:011-708-9210
 ホームページ:http;//www.sapporo-php.co.jp
 mail:info@sapporo-php.co.jp

【個人情報の取り扱いについて】
送信いただくお客様の個人情報は講演のご依頼、ご相談、ご質問への回答以外の目的に使用されることはありません。個人情報の取り扱いにつきましては、法令および当社で定めた基準に従って適切な管理を行います。

【お願い】
既に開催決定されている講演・野球教室のお問い合わせにつきましては、各主催者にお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。  


講演、解説予定

2009年02月02日

2月講演予定

10日  研修(釧路)
11日  講演(釧路)
     サッカー日本代表ワールドカップ予選観戦(横浜)
12日  沖縄キャンプ取材などで17日まで滞在
17日  研修(北見)
18日  研修(札幌)
19日  講演(札幌)
20日  講演(東京)
21日  講演(室蘭)
22日  講演(旭川)
23日  研修(札幌)
24日  講演(埼玉)
25日  研修(大阪)
26日  講演(札幌、小樽)
27日  研修(帯広)
28日  講演(帯広)
  

Posted by Kazu@Shirai at 09:47Comments(2)講演・解説予定

野球のこと

2009年02月01日

我が家もキャンプイン。
今日の日曜日は仕事やすみで、
天気も最高なので、多摩川で長男と野球に出かけます。
長男も久しぶりに野球が出来ることと、
新しいシューズを用意しているので、張りきっています。
今度出版予定の本は、
子供の指導方法がメインですが、
実は自分の子供に対してどのように野球を指導しているかを、
紹介したような内容です。
小学低学年の子供に野球指導するのは、
本当に難しいものなのです。
特に技術指導は困難を極めます。
以前にも紹介しましたが、
技術を教えて、それを理解して、身体で表現することは、
不可能といってもいいでしょう。
しかし、誰か選手の真似をすることを求めれば、
とても上手にまねをするものなのです。
これは右脳を使うことを利用するからです。
子供は左脳で理解し、身体で表現することより、
右脳で感じてたものをそのまま表現することが得意なのです。
また、できることを繰り返すことも重要です。
たとえばボールを捕ることは難しいのですが、
1メートルくらいの距離であれば、
捕りやすいところにゆっくり投げてあげれば、
簡単に取れます。
これを繰り返しながら成功体験を積み上げながら、
徐々に距離を伸ばし、すこし捕りにくいところへ投げるのです。
夢中になって捕球するでしょう。
これは恐怖心を取り除き、挑戦意欲を引き出す方法です。
ゴロやフライも同じです。
この作業を繰り返していけば、気がつけばフライでもゴロでも、
簡単に捕球できるようになっています。
親バカといわれますが、
我が家の長男(小学2年生)は、
ショートバウンドでもバックハンドでも簡単に捕ります。
教えても出来ませんが、成功体験を繰り返しながら、
徐々に難易度を上げていけば、自然に対応できる可能性が高くなります。
出来ないことを指摘したり、教えるよりも、
できることを繰り返すことや、上手な人の物真似をすることのほうが、
はるかに上達するのです。
できることを繰り返しながら、挑戦意欲を湧き立てていけば、
そこには怒声、罵声はありえません。
上達を急げば急ぐほど、遠回りになり、
野球を嫌いになる可能性がでてきます。
子供が上達するかどうか、伸びるかどうかは、
どれくらい好きになれるかどうかです。
好きにさえなれば、後は勝手に上達するものなのです。
指導者の役割は、
好きにさせてあげること。
そのためには、楽しい練習方法を創意工夫し、
成功体験を積み上げることです。
楽しい=好きになることです。
好きになると頑張ります。
好きになればいつまでも練習します。
好きになることが上達への唯一の近道です。

実は今日から始まるプロ野球のキャンプでも、
厳しい練習の中に、
どれだけ楽しみながら練習できるメニューを用意できるかどうかは、
指導者にとって重要な仕事なのです。
キャンプ見学をして、厳しい練習の中にも、
楽しそうに練習している選手が多いチームは、
強くなるチームと言えます。






  

Posted by Kazu@Shirai at 09:05Comments(5)野球のこと