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Posted by あしたさぬき.JP at

日々の出来事

2009年09月19日

昨夜、久しぶりに自宅に帰ってきました。
解説、講演、研修などスケジュールもいっぱいでしたが、
北海道滞在期間はいつも充実しています。
移転以来、北海道には多くの知人、友人ができました。
また行きつけのお気に入りの店も多く、
毎回楽しい時間を過ごしています。
考えてみれば今年で移転6年目を迎えるファイターズですから、
私の北海道での活動も6年目になります。
初めての雪景色に感動し、43歳にしてスキーを覚え、
好きだったワインは、もっと大好きになり、
また趣味のゴルフ環境も最高です。
そして野球では日本一のファンの声援に後押しされ、
2年連続優勝を経験できたことは、
何よりの思い出です。
ファイターズで、そしてファイターズを離れてからも、
活動の拠点であり、
北海道と聞くだけでワクワクする特別な場所となっています。
その北海道のチーム、ファイターズの優勝マジックが12となり、
いつビールがけができるのか、
カウントダウンできる数字となりました。
その日が刻々と近づいてきていることは、
ファンにとっても、
選手にとっても、
たまらない充実感と楽しみでいっぱいですね。
月末からは再び北海道滞在が続きますので、
その優勝決定日がいつになるのかを楽しみに、
今日からのシルバーウィークを過ごしたいと思います。



  

Posted by Kazu@Shirai at 09:42Comments(8)日々の出来事

野球のこと

2009年09月18日

昨夜は小谷野選手の劇的なホームランで勝利。
試合序盤はとても上位チームの試合とは思えないような内容から、
中盤以降は両チームのリリーフ陣の踏ん張りから、
緊迫した内容のある試合になりました。
その中で菊池投手の投球、
そして小谷野選手のホームランはチームの勝利に大きく貢献しました。
この表に出ているポイント以外に、
隠れたポイントがあります。
皆さんは意外に思うかもしれませんが、
建山投手の押し出しの四球の場面です。
2-3から何球もファールで粘られましたが、
難しいコースや、ボール気味の投球でもしっかりとバットで捉えられていました。
すべてランナーはスタートを切り、
打者はタイミングがあい、
もし甘いコースにストライクが入っていれば、
もっと大きな失点につながっていた可能性がありました。
押し出しによる1点だけで、
後続を抑えたことで最小限のダメージでピンチを逃れました。
私は四球を投手のエラーと表現するように、
押し出しの四球はいただけません。
しかし、昨夜の押し出しの四球は、
結果として勝敗を分けた隠れたターニングポイントでした。

今日からはバッファローズ戦ですが、
後藤選手が復帰したことで攻撃でも、守備でも厚みを増しています。
打線に力のあるチームですので、
先発投手陣が試合を作れるかどうかがポイントになります。
移動ゲームと悪条件ですが、
すべてを乗り越えて今日も一丸となった戦いを期待します。
  

Posted by Kazu@Shirai at 08:24Comments(7)野球のこと

講演、解説予定

2009年09月16日

9月、10月の予定

16日 STVラジオ解説
17日 STVテレビ解説
18日 練成会(北見)
24日 練成会(旭川)
26日 講演(岡山)
28日 練成会(札幌、小樽)
29日 練成会(苫小牧)
   STVラジオ解説
30日 練成会(函館)

10月の現在まで決まっている予定 
1日 練成会(室蘭)
   STVラジオ解説
2日 講演(札幌)
3日 STVラジオ解説
4日 講演(札幌)
5日 STVテレビ解説
6日 STVラジオ解説
10日 研修会(福島)
11日 研修会(福島)
14日 講演(香川)
20日 講演(札幌)
21日 講演(広島)

  

Posted by Kazu@Shirai at 14:30Comments(0)講演・解説予定

野球のこと

2009年09月16日

セ、パ共に激しいクライマックスシリーズ進出争いもあり、
どの試合も熱戦が繰り広げられています。
ファイターズも見事な粘り勝ちでしたが、
2回の踏ん張りがなければ一方的な試合になっていた可能性がありました。
3回以降の武田勝投手の立ち直りは見事でしたし、
同点に追いついた後の1アウト1、2塁からの鶴岡選手の粘り勝ちの四球は、
昨夜の最大の功労者です。
そして昨夜のもう一つのターニングポイントは、
逆転した1アウト満塁でのイーグルスの前進守備でした。
岩隈投手がシュートを投げ、内野ゴロを打たそうとしていたのですが、
中間守備では弱い打球になったときにダブルプレーが取れないので、
前進守備になったと予想されます。
そして満塁だったことで死球を警戒した岩隈投手のシュート甘く入りヒットになりました。
また前進守備だったことでセカンドランナー糸井選手が大きくリードを取ることができ、
ワンヒットで楽々ホームインできることもあり一気に2点入りました。
あの場面でもし中間守備であればダブルプレーになったか、
もしくはダブルプレー崩れ(詰まった弱い当たりでしたので)で1点は入ったと思いますが、
最後までもつれる展開になっていた可能性があります。
僅少差で終盤を迎えるのと、
3点リードで終盤を迎えるのでは、
この時期の戦いとしては大きな違いがあります。
1点を守ろうとして、大量失点になった典型的な場面でした。
このように試合のターニングポイントが、
わずかな判断により大きく変わってくることが試合の面白さです。
一つの四球や、わずかな判断がこれからの試合を大きく左右してきます。
選手のプレーだけでなく、ベンチワークの戦いも楽しみの一つです。

今日の試合はSTVラジオで解説があります。
大切な試合なので私自身も楽しみながら仕事をしたいと思います。
よろしくお願いします。  

Posted by Kazu@Shirai at 13:16Comments(2)野球のこと

野球のこと

2009年09月15日

今日から始まる9連戦は、
今最も好調なイーグルス、
そして昨年日本一の維持をかけて
クライマックス進出狙うライオンズとの戦いも含まれ、
厳しい戦いが予想されます。
9連戦になると先発投手陣がどのように機能するかがポイントになります。
今シーズンを通して何度も入れ替えをしてきたので、
経験者の人数で言えば十分です。
しかし、糸数、須永、吉川投手など好投したこともあるものの、
安定感という点では不安材料があることも事実です。
ましてや普段以上に緊張感の高い登板になるのですから、
経験不足を心配してしまう方も多いと思います。
しかし経験する事で緊張感を克服することができるのでしょうか。
経験すればするほど誰もが緊張に強くなるかといえば、
必ずしもそうではありません。
反対に緊張に押しつぶされて失敗した経験が増えると、
それだけ経験がマイナス材料にもなりかねません。
また経験は少なくとも、緊張したときに普段以上に力を発揮する選手もいます。
緊張をプレーに活かせる選手は、
経験だけではないということです。
特に若い選手の中には、
高い緊張感の中で急激に伸びる選手もいるのです。
デビュー当時140キロ台スピードしか出なかったダルビッシュ投手は、
高い緊張感の中でリリーフした試合でいきなり150キロ以上のスピードを連発しました。
その試合をきっかけにパワーピッチャーに変貌を遂げました。
当然そのための準備ができていたことも前提ですが、
緊張感は大きな力を発揮する原動力でもあるのです。
緊張感の中で急激に伸びてくる選手が誰なのか、
その準備ができている選手は誰なのか、
期待しながら見て行きたいと思います。  

Posted by Kazu@Shirai at 08:11Comments(8)野球のこと

野球のこと

2009年09月13日

連敗ストップは嬉しいニュースですが、
それ以上にブランクの影響などで本来の調子でなかったダルビッシュ投手を支えた、
チーム全体の勝利に感動です。
初回の森本選手の好返球がなかったら、
まったく違った展開になっていた可能性が高い試合でした。
さすがダルビッシュ投手、
悪いなりに相手を抑え込むところは、
他の投手にはできない投球でした。
それでも8回に失った1点を、
すぐに小谷野選手のホームランで追加点を奪い、
余裕を持って武田久投手につなぐところは、
まさしくファイターズの全員野球そのものでした。
私の昨夜の心配は、まさしく杞憂で終わったことに安心しました。
一人の選手に頼るのではなく、
誰かに頼るのでもなく、
チーム全員が協力し合い、
チームの勝利のために全力を尽くす姿に喜びを覚えました。
今日の勝利は格別に大きな1勝となる予感がします。

チームのこの6連敗は苦しい時期だったと思います。
しかし、ぶっちぎりの優勝よりは、
苦しみ抜いた末の達成感のある優勝のほうが喜びは大きく、
またクライマックス、日本シリーズにも好影響を与えます。
屋久島で縄文杉に対面できた感動の大きさは、
道中の大変さがあってこそ特別なものになると感じました。
まさしく順風満帆、思い通りの展開よりは、
紆余曲折ありながら、いくつもの試練を乗り越えてこそ、
本当の喜びや感動が生まれるのだと思います。
まだいくつかの試練はあるでしょうが、
今日のようなファイターズらしい戦い方ができれば、
必ず大きな喜びと共にゴールを迎えることができると確信できる試合内容でした。
明日はゆっくりと休養して、
今一番勢いのあるイーグルス戦での大暴れに期待したいと思います。
  

Posted by Kazu@Shirai at 20:30Comments(10)野球のこと

野球のこと

2009年09月13日

今日の試合は、香川県での講演のため観戦できませんでした。
今日も惜敗で6連敗となり、
いよいよダルビッシュ投手に連敗ストッパーを託すことになりました。
何とか連敗をストップして、
勢いを取り戻して欲しいと思います。
その一方でダルビッシュ投手でなければ連敗を止められないとなれば、
ファイターズはダルビッシュ投手頼り、
ダルビッシュ投手=ファイターズという構図となりかねません。
このように言われたり思われることは、
ダルビッシュ投手にとってもチームにってもプラスにはなりません。
現在日本最高の投手といえるダルビッシュ投手の、
ファイターズにおける貢献度の大きさは計り知れません。
しかし、ファイターズはチーム一丸となり、
どのようなときでも全力を尽くすことがチームの魅力です。
奇跡の優勝と世間を驚かした06年のチームから、
主力選手である新庄選手は引退、小笠原、岡島選手は移籍し、
07年は前年日本一のチームにもかかわらず最下位に予想していた評論家もいました。
しかしファイターズは予想を覆し、
パリーグでは8年ぶりとなるリーグ連覇を達成しました。
選手個々の能力の足し算がチーム力ではないことを証明する優勝でした。
個々の能力がチームとして機能することができなければ、
どんなに素晴らしい選手が集まっても優勝することはできません。
誰がプレーするのではなく、
チームとしてどのように機能的にプレーするのかが大切であり、
チームプレーヤーの集合体が強いチームです。
チームの勝利のために全力を尽くし、
自己犠牲もいとわない高い意識をもつことが、
チームプレーヤーとしてチームで機能するのです。
だれか一人でも欠ければ戦力ダウンにはなりますが、
そのダウンを残りの選手で協力し合いながら補うことが、
チームを育て個を育てることになります。
ダルビッシュ投手も素晴らしいチームプレーヤーですが、
チームとして頼るのではなく、
チームの一人として機能しているようなチームとなって欲しいと思います。
明日はチームとして、
ブランクのあるダルビッシュ投手を支えながら、
チーム一丸となったファイターズらしい勝利を期待しています。



  

Posted by Kazu@Shirai at 00:27Comments(12)野球のこと

野球のこと

2009年09月11日

ファイターズ4連敗。
ホークスも連敗でマジックは減っていますが、
9月の戦いはクライマックスシリーズ、
日本シリーズに大きく影響してくるだけに心配材料です。
打線のつながりがなくなってきていることより、
投手を含めた守備力で失点を防げなくなってきていることが問題です。
昨夜の逆転された場面の紺田選手の守備に象徴されますが、
あのような大事な場面での守備力がファイターズの強みです。
その一番の強みである守備面での破綻は気になります。
右打者の右中間への打球はスライス回転になり、
右方向に切れるのでライトが捕球するのがセオリーです。
そして先に声をかけたほうが優先的に捕球するのが決まりです。
しかし、センターとライトが同時に声をかけた場合や、
共に連呼をしているときはセンターが優先です。
昨夜は紺田、糸井選手の声のコミュニケーションがうまく取れなかったことが原因で、
最終的には紺田選手が足を滑らせて捕球できませんでした。
両選手ともスピードがあり、共に守備のスペシャリストだけに、
余計にコミュニケーションが難しいのですが、
両選手とも捕球可能な打球に対して、
譲り合っての落球だけは避けなければいけません。
勝負どころでの守備力は、
守備能力だけでなく、メンタルや状況判断力が問われます。
プレー前にいろんな場面を想定し、
そして選手同士で守備位置を確認したりして準備を整え、
しっかりと準備をした上で打球に対して最終的判断をするわけです。
また、ミスが許されない大事な場面でミスをしないようにプレーするのか、
そのよう場場面だからこそ積極的にプレーするのかでも結果は違ってきます。
ミスの許されない場面になると慎重になり、
普段の動きができないことでミスを誘発します。
普段どおりの動きをするためにも、
積極性は欠かせません。
メンタルや状況判断力などが、
昨夜の場面では不足していたように思います。
これからはもっと緊迫した場面が増えてきますので、
昨夜の失敗からチーム全体が学び、
今日からの試合ではファイターズらしい堅守を期待したいと思います。
これからは投手を中心とした守備力がポイントになります。
  

Posted by Kazu@Shirai at 10:01Comments(9)野球のこと

日々の出来事

2009年09月10日

念願の屋久島に行ってきました。
11時間近くかけて険しい山道を登り、
縄文杉にあってきました。
樹齢7200年(いろんな説があるようですが)
とも言われる長い間生き続けてきたその佇まいは、
圧倒的な存在感でした。
道中の厳しさも一瞬に吹っ飛び、
そのオーラを感じました。
縄文杉も素晴らしいのですが、
屋久島の森すべてが凄く、
体中に力が湧き上がるような感覚になりました。
翌日にはもののけ姫の森にも足を運び、
自然のもつ美しさを満喫しました。
言葉で表現することが難しいのですが、
何度も行ってみたいと思う屋久島でした。
今世界中が環境問題に取り組んでいますが、
この森が作られまでに長い歴史があり、
この歴史ある森を次代に伝えることは、
我々の大きな課題だと思いました。
また機会を見て、
屋久島については詳しく説明しますが、
皆さんにも是非感じてもらいたい素晴らしい自然でした。  

Posted by Kazu@Shirai at 21:03Comments(0)日々の出来事

野球のこと

2009年09月06日

昨日は日帰りで仙台まで行ってきました。
ファイターズは順調にマジックを減らし、
そして試合後には行きつけのお店で美味しい食事を食べて、
気持ちよく帰って来ました。
試合は2試合続けての大勝でしたが、
その中で中田選手が10日間の試合出場停止のペナルティを受けたことが、
記者席の中でも話題になっていました。
若手選手応援団さんも心配しているようですが、
球団がこのような厳しいペナルティを課すということは、
それだけ重い規則違反、行動内容があったのだと思います。
将来性豊かな選手に対して、
今中田選手にとって何が大切なのかを判断しての苦渋の決断だと思います。
私も伝え聞いたことばかりで真相はわかりませんが、
問題は早いうちに解決して、
再発しないように根本的に、
そして厳しく対処することは必要だと思います。
中田選手が反省し、今後の成長に活かして欲しいと思います。

常勝チーム作りには、
ファームの育成が機能するかどうかは重要な問題です。
1軍の指導者以上に、
ファームの指導者は常勝チーム作りの鍵を握っていると思います。
技術や体力だけでなく、
勝利意欲、チームへの忠誠心や愛着心を育て、
チーム哲学や人間教育も欠かせません。
ファームの育成方針や指導方法は、
12球団それぞれに違いがあり、
同じチームでも毎年のように変化があるものです。
またシステムが同じでも、
誰が使うか、どのように使うかで、
違ったものになります。
選手を育成する立場である指導者の育成はチーム作りの根幹であり、
その指導者育成システムが確立されているチームは見当たりません。
運動学や心理学、
栄養学やトーレーニング理論、
リーダーシップやコーチングなど、
選手時代や指導者としての経験だけでなく、
指導者として最新理論を勉強するための育成システムやライセンス制度は、
常勝チーム作りの先駆けとなるものだと思います。
選手成長を助ける指導者は、
自らも選手以上に成長が求められます。
勉強しては経験をつみ、経験をつんでは勉強する繰り返し、
この両立がなければ、勉強も経験も活かせません。
指導者は経験の繰り返しが成長ではなく、
経験をより活かすための新しい学びが成長につながるものだと思います。
経験と学びの両輪が機能してこそ前進、成長があるのだと認識しています。
  

Posted by Kazu@Shirai at 10:58Comments(10)野球のこと