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Posted by あしたさぬき.JP at

 メンタルトレーニング

2009年09月05日

野球の勝敗の7、8割は投手が鍵を握ると言われますが、
その投手の最も大きなミスは無駄な四球です。
作戦上の敬遠や四球はありますが、
ストライクを投げようとしても投げれない四球は、
試合を壊してしまいます。
まさに昨日のファイターズの試合はその典型的な例です。
大勝になりましたが、
試合としては1点を争う好ゲームの展開でしたが、
最終的には投手の四球が大差の試合へと変えてしまいました。
投手でもっとも大切なのコントロールですが、
ストライクを投げれない投手が普段から投げれないのではなく、
状況によって投げれなくなるのはどこに問題があるのでしょう。
まさしくメンタルな部分の影響が大きく、
練習からそのような場面を想定した取り組みは必要不可欠です。
ストライクが欲しくなると、投手は腕を振り切らずに置きに行くように投げます。
この動きが、ストライクが入らなくなる大きな要因です。
ストライクが欲しいときほど、
しっかりと自分のリズムで最後まで腕を振り切ることです。
動きの中でブレーキをかける動作が多くなればなるほど、
スムーズさが無くなり、コントロールがつかなくなるのです。
結果が欲しければ、やるべきことを徹してやることです。
やるべきことをやれば、結果は後からついてくるのです。
これは打者にも言えることです。
ファイターズには現在3割前後の打者が沢山いますが、
3割は打者にとって大きな勲章です。
誰もが目指す数字ですが、
これから終盤になってくるとこの数字が重くのしかかってきます。
特にはじめてこの数字をクリアしようとしてる選手にとっては、
どうしても達成したい気持ちが強くなり、
ヒットが欲しがることでしっかりスイングすることよりも、
合わせるようなスイングになります。
結果が欲しければ、自分のスイングをすることに徹することが大切ですが、
気づかないうちに、バットが振れなくなってくるものです。
選手にとっては、いろんな状況で、いろんな精神状態になりますが、
どのような状態になったときでも、
やるべきことを徹してやることが大切です。
このやるべきことを事前に用意、状況に応じて準備しておくことを勧めます。
結果が欲しければ、
何をやるべきかを明確にすることを実行目標と言います。
実行目標は、集中するべき事柄を一つに決めて、
その事柄(やるべきこと)を徹してやることで、
結果がついてくるという考え方です。
「ストライクを投げるためには?」
「腕を最後まで振り切ること」である。
「ヒットを打つためには?」
「自分のスイングに徹して振り切ること」である。
などと実行目標を用意しておけば、
いろんな状況で、いろんな精神状態になっても、
冷静さを保つことができます。
何に集中するべきか、
実行目標を明確にすることで、
ストライクが、ヒットが、
求めている結果がついてくる可能性が極めて高くなるのです。
結果を出すためにやるべきこと、
この明確で具体的な実行目標は大きな力になります。
皆さんもこの実行目標を状況に応じて用意しておいといてください。  

Posted by Kazu@Shirai at 10:10Comments(3)メンタルトレーニング

野球のこと

2009年09月03日

今日の試合は序盤の失点が影響しましたが、
いつも思い通りに行かないのが勝負の世界です。
反省、分析、対策は必要ですが、
後追いしないで、
これからのことへ気持ちを切り替えることが何より大切です。
何度も言ってますが、終わったことはコントロールできなわけですから、
コントロールできることは、
心の持ち方しだいで変わってくるこれからの結果です。
終わったことに捉われてネガティブな気持ちを引きずるか、
気持ちを切り替えてポジティブに取り組むかでは、
大きく結果が違ってくる可能性が高いのです。
明日は気持ちを切り替えて、
仙台で大暴れして欲しいですね。

今週の北海道新聞夕刊コラムを紹介します。
先週末のソフトバンク戦を2勝1敗で勝ち越し、
5ゲーム以上リードして首位を快走中の日本ハム。
下馬評が低い中でのスタートでしたが、
この強さはファイターズが常勝チームになってきたことを感じさせるものです。
4年連続Aクラスは確実で、
今年もリーグ優勝すれば4年間で3度目の優勝となります。
 2004年に北海道に移転して来た時、
こんなにもチームが強くなり、
こんなにも早く道民に支持されるようになると
予想した人は多くなかったと思います。
背景には球団が行った周到な準備があり、
それが実を結んでいるだけなのです。
1999年からコンピューターを使って選手の能力などを評価する
「スカウティングシステム」を立ち上げ、
ドラフト戦略を練り、計画的な選手獲得を行ってきました。
選手育成のためには、2001年から新しい育成システムを導入。
これらは明らかに他球団とは違う取り組みでした。
北海道移転後は、ファンへのサービスを最優先させる
「ファンサービスファースト」を徹底してきました。
06、07年のリーグ優勝は、
時間をかけた計画的なチーム強化と、ファンサービスなどの成果です。
ファンと共に戦う地域密着型のチームとして、
プロ野球界の新たなモデルケースとなる歴史的な連覇でした。
 そして今年も、ファンと一体となって戦うチームの快進撃は、
まさしく常勝チームとして認められるだけの強さといえます。
これは先駆的な取り組みがあったからでしょう。
「常識の延長上では常識的な結果しか出ない。
常識を超えた取り組みからこそ常識を超越した結果が出る」。
1972年ミュンヘン五輪で、
監督として男子バレーボールを金メダル獲得に導いた松平康隆さんの言葉ですが、
まさしくファイターズも当てはまると思います。(日本ハム元ヘッドコーチ)
  

Posted by Kazu@Shirai at 22:46Comments(5)野球のこと

野球のこと

2009年09月02日

よく野球の勝敗の7、8割以上は投手が鍵を握っているといわれますが、
この割合は極端な数字ではないと私も考えています。
打撃優先のチームは、確かに魅力的ですし、
爆発したときの破壊力は印象に残ります。
しかし、好投手や調子のいい投手と対戦したときには、
まったく打てない、得点できないことも多くあります。
今年のペナントレースを見ても、
防御率上位チームが圧倒的に有利であり、
投手を中心とした守備力は計算できるものです。
ライオンズ、イーグルスの涌井、岩隈両投手の投げ合いは、
前回に続いて小得点の僅差の試合になりました。
ダルビッシュ投手は2年連続で防御率1点台をキープしていますが、
このような絶対的存在は、
下馬評の低かったファイターズの躍進を支えています。
また今年成績の出ていないチームは、
セットアップやクローザーの機能していないチームです。
試合終盤に逃げ切りは、最も重要であり難しいものですが、
ここで計算できる投手がいることは、
やはりチームとしてのアドバンテージは大きいものがあります。
これからの優勝争い、クライマックスシリーズや日本シリーズなど、
大切な試合や、短期決戦になればなるほど、
投手力を中心とした守りが勝敗を左右すると思います。
ホークスが追い上げに苦しんでいるのは先発投手陣、
ライオンズが4位に低迷しているのは試合終盤の投手リレーです。
その点ファイターズは先発投手陣、
リリーフ投手陣ともある程度計算ができる陣容が整っています。
06年から続くAクラス入りは、
投手を中心とした守備力、相手に得点を与えないチーム力が、
安定した成績につながっています。
常勝チーム作りの鍵は、
投手力にかかっているといっても過言ではありません。

今日はスウィニーが久しぶりの1軍マウンドですが、
ダルビッシュ、八木、藤井、多田野、武田勝投手に続く先発投手陣が加わることは、
こんなに心強いことはありません。
連敗ストッパー、そしてマジック減らし、ポストシーズンゲームに向けて、
今日のピッチィングに注目です。  

Posted by Kazu@Shirai at 15:05Comments(3)野球のこと

野球のこと

2009年09月01日

今日からのロッテ3連戦。
来シーズンの新監督に、
西村ヘッドコーチが内定したとの記事も出ていましたが、
ロッテはシーズン当初から監督進退問題でまとまりを欠いていました。
もともと力のあるチームで、
また熱烈ファンの素晴らしい応援もこのチームの大きな戦力です。
07年のクライマックスシリーズで、
ファイターズが日本シリーズ進出を決めた試合後に、
両チームのメンバーがお互いの健闘を称えあい、
そしてロッテファンからも祝福を受けました。
プロ野球の歴史でも珍しいケースであり、
勝利した喜びと共に、
ロッテのスタッフや選手、そしてファンの素晴らしさに感動しました。
本来力のあるチームですし、
監督問題などが解決したとすれば、
新たな目標に向けてまとまりもでてくると思います。
今シーズンは15勝2敗と勝ち越していますが、
この3連戦は、これまでのチームとは違った戦いが予想されます。
今日の試合に注目です。
  

Posted by Kazu@Shirai at 18:04Comments(3)野球のこと