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Posted by あしたさぬき.JP at

野球のこと

2008年10月12日

ファイターズは、
見事連勝で第2ステージ進出を決めました。
正直、今日の試合を落とせば
非情に厳しい状況になるところでした。
そんな中、絶対的な存在を示したのが
ダルビッシュです。
今日の先発藤井は、
プレッシャーの中ベテランらしい落ち着いた投球は見事でした。
その投球を演出したのが、昨日のダルビッシュの投球でした。
完全にバッファローズ打線の調子を崩したのが昨日の投球です。
その意味では、登板は1試合でしたが、
2試合分の働きをしたと言えるでしょう。

もう一つの勝因は、
相手のミスにつけんで勝利する、
ファイターズ連覇の原動力の野球ができたことです。
バッファローズの犯したミスは、
経験不足、雰囲気に呑まれたミスでした。
そのミスに付け込んで、
着実に得点できたことが勝利につながりました。

その一方で、課題を残した試合でもありました。
それは、チームではたくさんのヒットが出たものの、
そのヒットを効率よく得点につなげることができませんでした。
第2ステージで戦うライオンズは、
絶対的な攻撃力が特徴です。
反対にファイターズ投手を中心とした守りが大きな武器です。
もう一つは、チーム打率、本塁打は少ないものの、
チャンスで確実に得点できる打線は、
大きな特徴です。
ファイターズの得点パターンは、
効率の高い攻撃です。
しかし、その効率のよさが、
今日の試合では発揮できませんでした。
ライオンズの長打力に対抗するのは、
効率のいい得点力は欠かすことのできない要素です。
第2ステージを勝ち上がるためにも、
修正が必要な部分が明確になった試合であります。

これから第2ステージに向けて、チームの再調整が必要です。
しかし、勢い、経験は
ファイターズにとって大きなアドバンテージでもあります。
チームの特長を活かすことと、
そして問題点を修正すること、
この2つの要素に対して、
チーム全体で取り組む必要があります。

しかし、いろんな意味を含めて、
今日の勝利は大きな意味を持っています。
この勝利を次のステージにつなげることができるように願っています。



  

Posted by Kazu@Shirai at 23:29Comments(5)野球のこと

野球のこと

2008年10月11日

クライマックスシリーズ第1ステージ。
超短期決戦の重要な初戦を、
絶対的エースダルビッシュで確実に勝利。
今日の試合を勝利できたポイントは、
初回の2アウト1塁からローズから奪った三振です。
ダルビッシュは、
シーズンを通してフォークボールを
多投することはありませんでした。
ほとんど使っていなかったフォークボールで三振を取ったことで、
ローズのバッティングが完全におかしくなりました。
高めのゾーンにストレートとカットボール、
そして決め球に146キロのフォークボール。
このことが、8回1点を失った後の1アウト1塁からの併殺打
にもつながりました。
今日は試合を通してフォークボールとチェンジアップを多投し、
シーズンのピッチィングと内容を変えました。
このことで、オリックス打線全体も対応ができなくなりました。
ダルビッシュは速球派でありながら、変化球投手でもあります。
すべての球種が勝負球となるレベルなのです。
普通の投手ですと、
シーズンと組み立てを変えることは、
自分を崩すことにつながります。
しかし、ダルビッシュにとっては、
まったく問題のないことでした。
これが、日本のエース、
大エースの称号を与えられる投手たる所以です。

超短期決戦の初戦の重要性は誰もが理解するところです。
しかし、それ以上に大切なのは2戦目。
5試合シリーズでも、7試合シリーズでも、
偶数試合、2、4、6戦目がより重要になります。
このことをバッファローズ大石監督は、
言葉には表していませんが、
第2戦にエース小松を温存したことでも
分かるように明日の試合に勝負をかけています。
ダルビッシュ相手に勝利できたときは、
一気に決めることができる可能性があり、
初戦を落としても、
2戦目勝利するれば、3戦目に勢いを持ち込める。
「重要なのは2戦目だと」。
まして、クライマックスシリーズ初出場のバッファローズと
ファイターズでは経験の差があります。
初戦には、チーム全体に持てる力が出ない
ケースも想定していることも考えられます。
だからこそ、リリーフにほとんどの投手を起用して、
試合の雰囲気を経験させています。
またエース対決で敗戦したときのショックをまでも計算してるとすれば、
ファイターズは明日一気に決める必要があります。
計算どおりにダルビッシュで勝利したファイターズと、
保険をかけながら明日にのぞむバッファローズ。
明日は、今日以上に重要な試合になります。
その重要な試合の解説は楽しみでもあり、
ファイターズの連勝で
第2ステージ進出の瞬間に立ち会えればと思います。





  

Posted by Kazu@Shirai at 18:29Comments(4)野球のこと

日々の出来事

2008年10月11日

昨日、午前中に品川で講演を終え、
大阪に向かってきました。
途中三島で下車し、
闘病中の恩人をお見舞いしてきました。
大学時代からずーとお世話になっている恩人は、
闘病中にもかかわらず
「仕事は順調か?」
「来年はユニホームを着るのか?」
と私の心配ばかりしてくれました。
私に対して気遣いするより、
今はゆっくりと静養しながら、
「早く元気に」と願うばかりでした。

人間は一人では生きていくことはできません。
多くの人達に支えられながら、
恩を受けながら生きていることを実感します。
恩を受けているときは、
ありがたいことだと感じるものです。
しかし、受けた恩に感謝し続け、
その恩に報いることができているのかどうかと、
自問自答すれば、心もとない自分がいるのです。
いつも感謝の気持ちを持ち続け、
そして一人でも多くの人の力になれたらと、
改めて強く感じたお見舞いになりました。

さて今日はクライマックスシリーズ緒戦が始まります。
セリーグは巨人軍の優勝が決まり、
いよいよポストシーズンの開幕です。
ファイターズは2年連続でシャンパンファイトを経験しました。
あの喜び、心地よさは言葉では表せないほどの感激です。
今年、シャンパンファイトのできたチームは西武、巨人の2チームです。
しかし、まだ何度かそのチャンスが残されています。
ファイターズが、
今年最後のシャンパンファイトをするチームになることを期待しながら、
今日から試合を観戦します。
そして明日、明後日は解説も入っています。
勝敗を分けたターニングポイントを、
私なりの視点からブログで紹介したいと思っています。


  

Posted by Kazu@Shirai at 08:50Comments(2)日々の出来事

日々の出来事

2008年10月08日

ご無沙汰してました。
今月に入り、移動が多くて時間が作れませんでした。
1日は知床でクルーザーに乗り込み、
熊を見てきました。
2日には小樽、3日は恵庭で用事を済ませて東京に移動。
3日は札幌の個人事務所を横浜に引越し。
その片付に追われていますが、
昨日、今日と茨城で仕事の後、今札幌に移動して来ました。
明日は、午前10時から講演後、また東京に戻ります。
10日には東京で講演後、大阪に移動して解説の準備をします。

9月30日に北見で仕事の後、
レンタカーでウトロに移動して温泉に入り、
翌日は知床五胡を散策しました。
そして念願だった、クルーザーでの知床半島めぐりをしてきました。
見事に熊も3頭見ることができ、感激の一日でした。
今年で北海道の生活5年目になりますが、
これまでは球場とホテルの往復だけで、
北海道を観光することはありませんでした。
しかし、今年は地方で仕事が入るたびに、
時間を見つけては観光するようにしています。
夏には、釧路湿原列車に乗り、
その後阿寒湖に足を伸ばしました。
5月には、函館山に登山も経験しました。
北海道は、大自然と食材に恵まれた、
本当に素晴らしい所で、そして大好きな所です。
今回の知床半島も、本当に感動的な旅となりました。
忙しい毎日ですが、
それでも時間を見つけて旅をすることは、
最高の気分転換になります。

気分転換といえば、
今ファイターズはリフレッシュ期間を終えて、
クライマックスシリーズに向けて最終調整中です。
先発投手も決ったようですし、
一気に勝負を決めてほしいですね。
3試合の短期決戦において、
ダルビッシュの存在は心強い限りです。
また、2年連続日本シリーズを経験したことは、
プレッシャーの中でも大きな支えとなることでしょう。
私の解説は12日、13日になっています。
チームは、ファンの皆さんと共に戦ってきました。
私もその一人として、解説席から戦いながら?
冷静に解説したいと思います。
よろしくお願いします。
  

Posted by Kazu@Shirai at 23:47Comments(4)日々の出来事

講演、解説予定

2008年10月02日

解説予定
10月12日 STVラジオ
   13日 STVラジオ
   17日 STVラジオ
   19日 STVラジオ
   23日 STVラジオ

講演予定
10月4日 講演(札幌)
   9日 講演(札幌)
  10日 講演(東京)
  22日 企業研修(札幌)




  

Posted by Kazu@Shirai at 17:46Comments(3)講演・解説予定

野球のこと

2008年10月02日

ファイターズは最終戦で、
クライマックスシリーズ進出を決めました。
長いシーズンを戦ってきて、
144試合目で勝利するか、それとも?
この違いはあまりにも大きいものです。
そんな大切な試合に、
確実に勝利できるチームは、
やはり強いチームです。
今シーズンのファイターズは、
新しい体制で臨み、
試行錯誤の繰り返しをしながらも、
クライマックスシリーズ進出は見事な結果です。
連覇の後のチームを任された重圧は、
想像以上の大きさがあったと思います。
また、選手たちも新しい体制のなかで、
3連覇を目指す難しさを感じることができたことは、
大きな財産になったと思います。
優勝は逃したものの、
こうして日本一のチャンスを残したことに意義があります。
そしてまた、手に汗握る戦いに臨めることは、
チームにとっても、ファンの皆さんにとっても、
本当に大きな喜びです。

追われる立場でスタートしたシーズンから、
今度は挑戦者としてクライマックスシリーズを戦えることは、
大きなアドバンテージがあります。
短期決戦の戦い方、
その経験がもっとも豊富なチームでもあるファイターズです。
シーズンとは違ったプレッシャーの中で戦える幸せを味わいながら、
ファイターズらしい戦いを期待しています。

  

Posted by Kazu@Shirai at 17:37Comments(2)野球のこと