日々の出来事

2012年10月21日

昨日、今日と長男の野球の試合を見てきました。
長男のチームは6年生のメンバーが5人しかいないので、
5年生メンバーとの合同チームです。
小学生の1年間の体力的、技術的差が大きく、
すべての面でレベルが違います。
当然6年生の単独チームと、
5年生との合同チームでは実力差があり、
長男のチームはほとんどの試合が負け試合です。
昨日、今日も連敗でしたが、
実力以上に相手チームとの大きな違いは、
指導者の雰囲気です。
長男のチームは失敗という結果を怒らず、
常に前向きな声掛けをする指導者がほとんどです。
その反対に相手チームの指導者は、
結果に対して叱責や恫喝ばかりしていました。
試合中ずーと注意事項の連発、
そして結果に対して叱責、恫喝を続けている様子を見ていると、
相手チームの子供たちがかわいそうで仕方ありませんでした。
全く笑顔もなく、常に委縮してプレーしている姿を見ていると、
これが本来あるべきスポーツの姿なのか?
将来性豊かな子供たちに対する指導なのか?
疑問ではなく憤りを感じてしまいました。
大人と子供の力関係の歴然とした違いを利用した、
パワハラ、いじめと言ってもいいような指導を見ていると、
何のための指導者なのかと。
以前少年野球の指導者を対象に講演をしたときに、
このような問題を指摘した事があります。
その時に返ってきた言葉に、
「我々はボランティアで指導しているのです。
プロの指導者のようにお金をもらっていないのですから仕方ありません。」
と強く反論された事があります。
私はその時に「ボランティアの意味を考えて下さい。」
「ボランティアだからこそ子供たちの成長を助け、
可能性を伸ばすことが大切なのです。」
奉仕の精神ですから、
相手のため、世のために尽くすことが大切です。
成功や失敗、
勝ちや負け、
結果に対して感情的になることは、
子供達の成長を助けることにはなりません。
ましてや技術的にも戦術的にも、
明らかに間違えた指導をしているのですから、
本当に子供達はかわいそうです。
我々指導者は、
選手の結果や将来までにも影響を与えてしまうのですから、
大きな責任を背負っている事を忘れてはいけません。
結果や自分の思い通りにならないことで感情的になるようでは指導者として失格です。
2日間連続で子供達の試合観戦をしていて、
改めて指導者の与える影響、
責任の大きさを再認識しました。




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この記事へのコメント
うーん、考えさせられます。
「お金をもらう」プロの世界こそ、結果がすべて、明日なき世界で、厳しいと思います。
(今季のチーム内はどうだったのか)

スポーツ指導者の多くが、白井ヘッドのような考えだと、子どもはのびのびプレーできますね。(いじめも減るかも)

反面、プロで活躍する一流選手の精神的なたくましさや競争心を見ると、辛く厳しく、ときに理不尽な指導者のもとでも、へこたれなかったような特別な人だけが成功するのかなとさえ思ってしまいます。

あるいは、やさしく合理的な指導者のもとで育った選手が、次のチームで、厳しく理不尽な指導者に当たった場合、精神的にぽきんと折れてしまわないか心配にもなります。
どうなんでしょうね。

まあ、プロでも、威嚇や恐怖で支配するタイプの監督は、何年もつづけて好成績を残すことは難しいようですが。
Posted by モト at 2012年10月21日 19:50
中畑監督もちがう方向にいきそうですね。
Posted by じょじょ at 2012年10月21日 20:05
去年、うちのボウズは6年で、4人しかいなかったので4、5年と合同でやっと1チーム作れる状態でした。
やはり勝てるわけもなく負けが続いてましたが、今まで以上に6年としての1年間が成長を感じました。あともう1年見ていたかったです…
いろいろなチーム、監督を見てきましたが、強いチームほど監督が何も言わず静かに立っていることが多かった気がします。そんなチームは選手が何をするべきなのかをわかっているんですよね。怒鳴られ萎縮しているチームほどミスが目立つような‥これから秋季大会シーズンですね。息子さんの活躍を祈ってます☆
Posted by みんぱ☆ at 2012年10月21日 20:29
高畑好秀さんの著書『結果が出せるコーチングのき・ほ・ん』と照らし合わせてみたのですが、相手チームの指導者は衝動的に怒る、恐怖感を与えて限界まで追い込むという、負けるコーチの特徴に当てはまりそうですね。
子供の頃に出会う指導者の影響は大きいので、正しい指導者であるということは本当に大事ですね。

スポーツ紙などで、プロ野球でファームのコーチが一軍のコーチになると「昇格」、逆に一軍のコーチがファームのコーチになると「降格」と報道がされますが、そういう言い方はおかしいことがわかってきました。
ファームは選手の育成の場であることからすると、ファームにこそ優秀なコーチを配置すべきではないだろうと思っています。
ベイスターズのコーチ人事を巡るニュースには特にツッコミを入れずにはいられない気がします。
Posted by Calmblessing at 2012年10月22日 00:30
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

おつかれ様です。

白井さんのような考えをお持ちの指導者
増えてほしいです。

選手たちの可能性の芽を伸ばしていってほしいです!!

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
Posted by 名古屋嬢えり☆ at 2012年10月22日 08:59
白井さん、ありがとうございます!昨年、研修でご一緒させて頂いたものです。私も町田市で少年野球の指導者をやらせて頂いているのですが、白井さんにご指導頂き、その後現在まで色々と学ばせて頂き、選手との関わり方が大きく変わりました。
以前は、選手たちに躾という自分の中での名目で、叱責や罵倒を繰り返してしまい、多くの子供達から野球の楽しさを奪い取ってしまっていました。現在は関わりかと180度変え、内的な声かけや傾聴、そして何よりも指導の目的が勝利ではなく、彼らの将来に向けて、野球の楽しさや素晴らしさを伝えることに気づかせて頂きました。そして今は選手たちがイキイキと楽しそうに野球をしています。その結果、今までになかった逆転勝ちなどで、結果も優勝などかなりよくなっています。これも白井さんのおかげです。

私にとって、白井さんとの出会いは大きな転換期となりました。本当にありがとうございます。またお会いできるのを楽しみにしています。
Posted by ゴータロー at 2012年10月22日 17:41
お疲れ様です。

指導者の問題は難しいですね。学生野球は強いだけでいいのでしょうか?
ウチのチビは今年、野球部に入ったのですが監督の発言に?です。
際どい判定に審判に対しての暴言や相手チームを「ザコイ」と見下した発言など…しかも父母会で「若いので父母者が監督批判をしないで下さい。生徒が言うことを聞かなくなります。」
最近の若い先生はわかりませんな。
Posted by ヒロちゃん at 2012年10月22日 22:10
教育の現場では恫喝、体罰は論外ですが、長所を伸ばすつもりが結果としてゆとり教育のようになっている場合が多々あり、本を読むだけではできない、コーチングの難しさを感じます。

相手の性格に応じた対応(誉めて伸びるタイプか、誉めると調子にのって怠けるタイプかなど)が必要ですよね。

また、プロの場合は結果がすべてですので、そもそも指導者の恫喝程度(理不尽なイジメは含みません)でつぶれてしまうなら、WBCやオリンピックなど勝つ為にはどんな事でもする、国を背負ってくるチームと戦うプレーヤーにはなれないと思います。
Posted by じゅん at 2012年10月24日 15:31
失礼します。
学生時代、白井さんと同級だった者です。うちの近所に都立高校がありますが、一日三試合やるなど、皆、ゲームに出れる雰囲気なのはいいのですが、学校によってはやはり監督が文句言いっぱなし、怒鳴りっぱなし、でスポーツとか野球以前、人間として大丈夫なのか、という感じの試合がありました。
対戦相手、自チーム、学校関係者は無論、単に見てる野次馬でさえ不愉快というか、異常なものを見せられた、というのが正直なところ。

ボランティアかプロか、という点を言いわけにしてた人がいたというお話ですが、人間性、器の問題で、そういう人は金をもらってる職場でも似たような行動パターンを取るのではないでしょうか。指導者になったのをいいことに子供たちをストレス解消の道具、はけ口としてる人は全国どこにでもいるのでしょう。困ったものです。

アマチュアでも講習を受けるなり、簡単な免許制を取るなりし、最低限、人間としてのやっていいこと悪いことの線引きができないと、野球、スポーツ全般のイメージが悪くなりますね。

長文失礼しました。
Posted by 炎 at 2012年10月25日 00:12
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