ナイストライ！白井一幸ブログ

日を追うごとに大地震、津波、原子力発電所など、
震災の大きさに心痛めるばかりです。
今すぐ私達できることは募金、節電、買い控えなど、
身の回りでできる事をすべて行なうことです。
球界としても球団としても、個人的にも募金活動は活発になっています。
また身近なことでは節電ですが、
これは我が家でも当然ですが、
練習場でも着替えやミーティングをする部屋も電気を切っています。
ガソリンも災害活動車などを優先することを考えれば、
できるだけ使わないようにするために、
寮生以外も可能な限り合宿所などに寝泊りすることを決めました。
野球を離れた一人の人間としてできることは、
どんなに些細なことでも行うようにしています。
そしてそれ以外の社会生活の中で、
野球界に身を置く私達にできることは、
やはり野球を通した貢献です。
もし野球で何か力になれるとすれば、
真摯に全力を尽くして貢献することだと思います。
じっと自粛をしていることよりも、
どんな形でも野球界としてできる貢献をするほうが大切だと感じています。

日本国中だけでなく、
世界中が支援、援助を申し出ています。
国連では、
「これまで日本はいろんな国の発展や災害に対して支援、
援助をしてきた支援、援助大国である。
その日本が支援、援助を必要としている今こそ、
世界が助けるときである」
とコメントしています。
また日本のスポーツ界だけでなく世界中のスポーツ界からも、
たとえ日本人プレヤーが所属していない団体やチームからも支援が届いています。
いろんな想いが形になり、
そして大きな動きとして現れてきています。

またいろんな所で停電などで信号が止まったり、
震災の影響で大渋滞になっていますが、
これまで一度もクラクションを鳴らすような光景に出会っていません。
みんながこの状況を認識して、
譲り合い、助け合いの精神を発揮しています。
この気持ちがあれば、
必ずこの困難を力を合わせて乗り越えることができると確信しています。
困難なときほど真価を問われるのです。
私も一人の人間として、
そして野球界の一人として、
できる限りのことを実行していきます。