ナイストライ！白井一幸ブログ

今日で4連敗となりましたが、
明日勝てば問題ありません。
村田選手や、最後ヒットを打った中田選手、
そして離脱していた選手達も徐々に戻るなど、
明るいニュースもあります。
いくら悔やんだところで今日の敗戦は戻ってきません。
しかし、今後のためにも反省材料はいくつかあります。
今日の最大のポイントは江尻投手と金子選手です。
まず江尻投手ですが、今日はコントロールが悪かったのですが、
なんといっても2アウト２、3塁からの長谷川選手に対しての投球です。
今日の状態であれば交代も致し方ないところでしたが、
チーム事情もあり続投となりました。
そしてスライダーのコントロールが定まらず、
ストレート頼りになっていた場面で、
2-3からど真ん中にストレートはいただけません。
このケースは1塁が空いていたので、
ストライクを欲しがる場面ではありませんでした。
例え満塁になり、松中選手が代打に出てきたとしても、
林投手に交代も考えられるので、
勝負したとしても厳しいボールが必要でした。
状況判断ミスなのか、
それとも単純にコントロールミスなのかをはっきりとして、
次の試合に活かしてして欲しいと思います。
もう一つ気になったのが、
江尻投手の余裕のある表情での登板でした。
江尻投手は好不調のはっきりしているタイプで、
特に意気込みすぎて、力んでいるくらいのほうが結果が出ています。
反対に落ち着こうとしているのか、
余裕のある表情をしているときのほうが心配です。
昨日のブログに記しましたが、
闘争心が前面に出ている時の江尻投手は、
頼もしく、そして相手にとっては嫌な存在です。
今日はその闘争心が感じられないマウンドでの姿でした。
今こそチーム一丸となって、闘争心を前面に出してプレーして欲しいと思います。

もう一つのポイントは金子選手のバント失敗でした。
ベストメンバーが組めない今こそ、
確実なプレーが必要であり、
試合の流れを考えても大切な場面でした。
これは一番金子選手が理解し、反省していることだと思います。
ここ3試合残塁が多く、得点につながらないケースが目立ちますが、
今こそシーズンの序盤のように、
バントや盗塁、エンドランなどを絡めながら、
少ないチャンスで確実に得点することが求められます。
3割打者を何人も抱えて、
打線がつながるようになり、
最近はバントや盗塁の数が少なくなってきました。
これからプレーオフや日本シリーズを考えれば、
少ないチャンスで得点できるような野球も必要になってきます。
現在のチーム事情や、今後のポストシーズンのためにも、
連打と違った得点パターンの確立が大切です。