野球のこと
2009年03月14日
WBCへの注目は日増しに高くなっています。
その侍ジャパンが渡米し、
メジャーリーグのジャイアンツ、カブスと試合を行ないました。
ともに勝利し、キューバ戦に向けて楽しみなニュースが伝わってきます。
その中でなんといっても、
ダルビッシュ投手の状態が上がってきていることは頼もしい限りです。
侍ジャパンの最大の魅力は先発投手3本柱にあります。
そしてその3本柱の中でも、
ダルビュシュはアメリカラウンドではもっとも大きな存在となると思います。
各国(キューバを除く)ともメジャーリーガーをそろえています。
打者に限っていえばカーブ、スライダー系統には対応が出来る打者が、
主力打者となっています。
今回は出場していませんでしたが、
A.ロドリゲス(ヤンキース)に代表されるように、
スイング中に左足が動きません。
動かないどころか、
インパクト以降左ひざがホームプレート方向に入ってきます。
これは身体の開きがないことを証明していますが、
この特徴を持った選手たちはカーブやスライダー系統に対応しやすく、
またほとんどのボールにも対応できるので主力打者となれるのです。
現在の日本の打者でいえば、
この動きが顕著なのはライオンズ中島選手です。
これまでの日本打者になかった特徴ですが、
ライト方向へのホームランを打ったときの
ベイスターズ村田選手にもこの動きがあります。
私個人的には、この動きは奨励するものであり、
今後の野球界におけるバッティングフォームの流れは、
この方向に行くものと思っています。
現にこれまでの過去の好打者には、この動きがありましたが、
この動きを強調する指導者はあまりいませんでした。
後ろ足に体重を残してスイング指導する場合は、
左足がインパクト以降3塁ベンチ方向に動きます。
これは、ベースに近くたつことが長い間大切とされてきた日本野球にあります。
たとえば、「当たってでもでろ」などと強調するようなチームもあるくらいですから、
ベースから離れてたつことは、タブーになっていたような風潮があったことも事実です。
このような流れが強かったこともあり、
身体に近い、インコースのボールへの対応を優先させいていたところに、
このような指導方法や現象が起きたと考えています。
メジャーリーガーやキューバの選手は、
左膝(右打者の場合)がホームプレート側に入る動きが、
共通しています。
このファームは緩急や逃げるボールへの対応が出来る反面、
身体のほうへ切れ込んでくるボール、
日本流に言えばシュートへの対応が難しいのが唯一の欠点です。
そのシュートを現在、過去を通して、
最もスピードがあり、そして大きく切れ込んでくるのがダルビッシュ投手のツーシームです。
150キロをこえるスピードで、
打者の内側に切れ込んでくるボールへの対応は、
非常に難しく、メジャーリーガーのもっとも苦手とするボールです。
このボールを自由自在に操るダリビッシュ投手は、
各国の大きな脅威なると確信しています。
そのダルビッシュ投手の調子が上がってきたことは、
侍ジャパンにとっては頼もしい限りです。
その侍ジャパンが渡米し、
メジャーリーグのジャイアンツ、カブスと試合を行ないました。
ともに勝利し、キューバ戦に向けて楽しみなニュースが伝わってきます。
その中でなんといっても、
ダルビッシュ投手の状態が上がってきていることは頼もしい限りです。
侍ジャパンの最大の魅力は先発投手3本柱にあります。
そしてその3本柱の中でも、
ダルビュシュはアメリカラウンドではもっとも大きな存在となると思います。
各国(キューバを除く)ともメジャーリーガーをそろえています。
打者に限っていえばカーブ、スライダー系統には対応が出来る打者が、
主力打者となっています。
今回は出場していませんでしたが、
A.ロドリゲス(ヤンキース)に代表されるように、
スイング中に左足が動きません。
動かないどころか、
インパクト以降左ひざがホームプレート方向に入ってきます。
これは身体の開きがないことを証明していますが、
この特徴を持った選手たちはカーブやスライダー系統に対応しやすく、
またほとんどのボールにも対応できるので主力打者となれるのです。
現在の日本の打者でいえば、
この動きが顕著なのはライオンズ中島選手です。
これまでの日本打者になかった特徴ですが、
ライト方向へのホームランを打ったときの
ベイスターズ村田選手にもこの動きがあります。
私個人的には、この動きは奨励するものであり、
今後の野球界におけるバッティングフォームの流れは、
この方向に行くものと思っています。
現にこれまでの過去の好打者には、この動きがありましたが、
この動きを強調する指導者はあまりいませんでした。
後ろ足に体重を残してスイング指導する場合は、
左足がインパクト以降3塁ベンチ方向に動きます。
これは、ベースに近くたつことが長い間大切とされてきた日本野球にあります。
たとえば、「当たってでもでろ」などと強調するようなチームもあるくらいですから、
ベースから離れてたつことは、タブーになっていたような風潮があったことも事実です。
このような流れが強かったこともあり、
身体に近い、インコースのボールへの対応を優先させいていたところに、
このような指導方法や現象が起きたと考えています。
メジャーリーガーやキューバの選手は、
左膝(右打者の場合)がホームプレート側に入る動きが、
共通しています。
このファームは緩急や逃げるボールへの対応が出来る反面、
身体のほうへ切れ込んでくるボール、
日本流に言えばシュートへの対応が難しいのが唯一の欠点です。
そのシュートを現在、過去を通して、
最もスピードがあり、そして大きく切れ込んでくるのがダルビッシュ投手のツーシームです。
150キロをこえるスピードで、
打者の内側に切れ込んでくるボールへの対応は、
非常に難しく、メジャーリーガーのもっとも苦手とするボールです。
このボールを自由自在に操るダリビッシュ投手は、
各国の大きな脅威なると確信しています。
そのダルビッシュ投手の調子が上がってきたことは、
侍ジャパンにとっては頼もしい限りです。
Posted by Kazu@Shirai at 11:00│Comments(3)
│野球のこと
この記事へのコメント
失礼いたします。
先日打撃のことで、自分がダウンスイングしすぎると書き込んだものです。それは自分の右打席のことでした。
以下は左打席での体験です。
高校2年の冬に、右打者から左打者に変えました。
高校3年に入って、初めはおもしろいに打てました。その前までほとんど右打席でなかった長打もありました。
その後、長くは続きませんでした。
大学軟式、そして社会人で草野球と左打席の数を減らし、結局、数年前からは、バッティングセンターでたまに左打席で打つくらいになりました。
自分の左打席について、右足のつま先がかなりホームベースによっていたことを思い出します。
そして、高校3年の時にOBから、インパクトのグリップの位置がかなり投手よりなっていることを指摘されていたことを思い出します。(当時数少ない左打者が右方向に打てる特権を説いていただいていたと思います。)
下半身はクローズしているのに上半身(肩)が開いていたと数年後に理解できました。
要因は、急造の左打者へのスイッチがあり、また自分の効き目は左であったことで、よく球を見ようとしたのではと思っています。
未だ、バッティングセンターですが、バットを振りやすいのは左打席で、球がよく見えて、確実にミートできるのは右打席です。
下半身を開かず、上半身(肩)も開かない打撃のすばらしさだと白井さんのお話で痛切に感じました。
生で見ている稲葉選手が、教科書のような打撃であることを再認識させていただきました。
まだまだ、生で打撃を見つけていきたいと思います。
偉そうですが、守備の感覚は、生で見ていて共感しています。
そして、自分は右打席では、下半身(自分の場合は左足の親指)と、上半身を我慢して、ぱちんと、投手に弾き返す。(草野球とバッティングセンター)。左打席は、自己流(下半身と上半身不一致)のままバッティングセンターで気持ちよく振ることだけにして、まだまだ打撃を楽しみたいと思います。
今、札幌は吹雪いていますが、明日、生で野球観戦できることを幸せに感じてます。
先日打撃のことで、自分がダウンスイングしすぎると書き込んだものです。それは自分の右打席のことでした。
以下は左打席での体験です。
高校2年の冬に、右打者から左打者に変えました。
高校3年に入って、初めはおもしろいに打てました。その前までほとんど右打席でなかった長打もありました。
その後、長くは続きませんでした。
大学軟式、そして社会人で草野球と左打席の数を減らし、結局、数年前からは、バッティングセンターでたまに左打席で打つくらいになりました。
自分の左打席について、右足のつま先がかなりホームベースによっていたことを思い出します。
そして、高校3年の時にOBから、インパクトのグリップの位置がかなり投手よりなっていることを指摘されていたことを思い出します。(当時数少ない左打者が右方向に打てる特権を説いていただいていたと思います。)
下半身はクローズしているのに上半身(肩)が開いていたと数年後に理解できました。
要因は、急造の左打者へのスイッチがあり、また自分の効き目は左であったことで、よく球を見ようとしたのではと思っています。
未だ、バッティングセンターですが、バットを振りやすいのは左打席で、球がよく見えて、確実にミートできるのは右打席です。
下半身を開かず、上半身(肩)も開かない打撃のすばらしさだと白井さんのお話で痛切に感じました。
生で見ている稲葉選手が、教科書のような打撃であることを再認識させていただきました。
まだまだ、生で打撃を見つけていきたいと思います。
偉そうですが、守備の感覚は、生で見ていて共感しています。
そして、自分は右打席では、下半身(自分の場合は左足の親指)と、上半身を我慢して、ぱちんと、投手に弾き返す。(草野球とバッティングセンター)。左打席は、自己流(下半身と上半身不一致)のままバッティングセンターで気持ちよく振ることだけにして、まだまだ打撃を楽しみたいと思います。
今、札幌は吹雪いていますが、明日、生で野球観戦できることを幸せに感じてます。
Posted by マッキ at 2009年03月14日 18:50
村田選手がツーシームに苦しんでいるという記事がありました、また速い真っすぐにも弱いのはなぜですか?
キューバの選手のスイングの速さは身体能力の差なのでしょうか。
ダルビッシュは次戦に登板予定です、ダルビッシュにかかる期待は相当なものになると思います。
キューバの選手のスイングの速さは身体能力の差なのでしょうか。
ダルビッシュは次戦に登板予定です、ダルビッシュにかかる期待は相当なものになると思います。
Posted by べいふぁん at 2009年03月14日 23:34
おはようございます。
昨日の講演会、お疲れ様でした。
子供への教育&コミュニケーションのしかた、
そしてそして、期待通りの野球のお話・・・・など、
楽しく聞かせていただきました。
ファイターズ選手の裏話(?)なども聞かせていただき
なんだか得した気分です♪
なによりも、選手達が本当にファンを大切に思ってくれて
いる・・・そう話してくださったのが、嬉しかったですね。
これからも、もっともっと応援します!
生しらいさん、とっても格好良かったです☆一番前で凝視してました(笑)
まだまだ北海道は寒い日が続きます。どうぞお体ご自愛ください。
昨日の講演会、お疲れ様でした。
子供への教育&コミュニケーションのしかた、
そしてそして、期待通りの野球のお話・・・・など、
楽しく聞かせていただきました。
ファイターズ選手の裏話(?)なども聞かせていただき
なんだか得した気分です♪
なによりも、選手達が本当にファンを大切に思ってくれて
いる・・・そう話してくださったのが、嬉しかったですね。
これからも、もっともっと応援します!
生しらいさん、とっても格好良かったです☆一番前で凝視してました(笑)
まだまだ北海道は寒い日が続きます。どうぞお体ご自愛ください。
Posted by ままこ at 2009年03月15日 10:27
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