野球のこと

2010年10月23日

子どもの肘の痛みの件で質問をいただきました。
私にも小学4年のこどもがいますが、
肩や肘の痛みはオーバーユーズか
投げ方の問題のどちらかだと思います。
痛みがあるときは使わないことが一番です。
肩や肘の痛みを我慢をすることは、
将来に悪影響を及ぼします。
そして休んでいる間に、
練習強度や量、
投げ方などの問題を解決することですね。
同じ過ちを繰り返さないようにすることは、
指導者や親の責任です。
子どもの将来性をサポートするべき立場にあるのですから、
細心、最善を尽くして対処しなければいけません。
目先のことより、
長い将来を考えた指導が必要ですね。

私は少年野球の練習時間が
長すぎるのではないかと感じています。
チームによっては朝から晩まで、
練習時間の長さを競っているのではと感じることさえあります。
子どもの成長、上達をサポートするのは練習の質です。
そして適正な強度や量が求められます。
指導者が考え工夫すれば、
もっと効率的に質の高い練習が可能だと思います。
小学生であれば長くても3時間あれば十分です。
ダラダラ長く練習するよりも、
短かい時間で効率よく成果を上げることが指導者の力量だと思います。
また間違えたフォームで過度の練習は、
怪我や故障を助長するだけです。
少年野球の指導者はボランティアでやられてる方がほとんどです。
とても立派な行いですが、
ボランティアだからこそ子どもの成長をサポートする、
大きな責任を背負っていることを忘れてはいけません。

野球の楽しさを与え、
野球が好きになれば、
自然に上達すると思います。
練習を工夫することで、
興味や楽しさを与え続けることです。
もっと上手くなりたい、
もっと練習したいと思う気持ちを育てることこそ、
指導者の取り組むべき方向性だと思います。


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この記事へのコメント
白井さん、早速のブログ更新有難うございます。
息子がお世話になっているチームの監督・コーチも選手の親がボランティアでやっています。練習時間も土日だけですが朝から夕方まで8〜9時間もしています。投球フォームが明らかに悪い選手も多く、先に進む事に疑問を感じていました(息子にはチームに入る前に最も基本のキャッチボールだけは身につけました)。また、練習でミスをすると怒鳴るコーチも多数います。何故もっとミスの原因・修正方法を何度も繰り返し教えられないのかと思います。明らかにレベルが追い付いていない選手は楽しそうに見えません。息子は楽しくやっていますが正直このままで良いのか不安に感じます。以前、白井さんも息子さんを任せられるチームが見当たらないとブログに書かれていましたが、少年野球の指導者のレベルが高まる仕組みがほしいですね。
これからもブログ楽しみしています。ファイターズファンには、ちょと残念な来シーズンの噂もたっていますが、今後もご活躍を期待しています!
Posted by D☆B at 2010年10月24日 01:50
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