野球のこと

2010年09月24日

勝ちたい試合に勝てない。
どの試合も勝ちたいわけですが、
シーズン終盤に来るとどうしても勝ちたい試合があります。
そのどうしても勝ちたい試合に勝てないところに、
勝負の難しさがあります。
22日のファイターズは、
その前のシリーズのバファローズに対して3勝1敗と勝ち越しました。
そのすべての試合が直接対決のテンションの高さから、
激闘の連続でした。
そして22日は順位の決まっているイーグルス相手ですから、
勝たなければいけない気持ちは強いものの、
バファローズ以上の高いテンションを
保つことはできなかったのではと感じました。
選手達は一所懸命プレーしているのですが、
なんとなく淡々とプレーしているように見えてしまいました。
優勝争い、クライマックスシリーズ進出争いをしているチームにとって、
順位が決まり今シーズンの目標から、
来シーズンに向けてチームをスタートしているチーム相手の試合は、
意外に難しい試合になります。
守らなければいけないものがある状態と、
何も失うものがない状態では、
当然まったく違ったプレッシャーがかかってきます。
とくにイーグルスは若手選手を起用してきていますので、
自分をアピールすることに必死です。
プロ入り1軍で初出場するような選手にとっては、
これ以上ないくらいワクワクした状態になります。
伸び伸び、溌剌と何も失うものがない状態でプレーしてくるのですから、
相手チームにとっては手強いチームとなります。
22日のファイターズ、昨日のライオンズは、
まさにそのような状態での試合の難しさに直面して、
落とせない試合を落としてしまいました。
勝たなければいけない試合に勝つことの難しさを感じる試合でした。

さて今日のファイターズは、
またもイーグルス相手の試合になります。
単独3位のチャンスのある試合、
残りの対戦相手を考えてもどうしても勝ちたい試合です。
試合ですから相手との戦いになるのですが、
それ以上にまずは自分たちのプレーに徹すること、
自分たちでできるすべてのことを出し切ること、
ファイタイーズ以上でも以下でもなく、
ファイターズとしてベストを尽くすことが、
勝利への道です。
結果は後からついてくるものです。
まずはファイターズらしい試合に期待したいですね。
スポーツは伸び伸びと、溌剌とプレーしているチームが力を発揮できます。
イーグルの若手選手以上に、
ファイターズは全員が伸び伸びと、溌剌とプレーして欲しいですね。


同じカテゴリー(野球のこと)の記事画像
甲子園
プロ野球開幕!
侍ジャパン世界一
決勝戦!
最終調整
侍ジャパン
同じカテゴリー(野球のこと)の記事
 甲子園 (2023-07-26 08:02)
 プロ野球開幕! (2023-04-02 08:28)
 侍ジャパン世界一 (2023-03-23 14:17)
 決勝戦! (2023-03-21 22:06)
 最終調整 (2023-03-20 05:41)
 侍ジャパン (2023-03-13 14:12)

この記事へのコメント
白井さん〜!!勝ちましたね(o^∀^o)絶対勝たなきゃいけない試合で相手が岩隈投手って痛いなぁと思ってましたが、ファイターズの底力を見ました!!チャンスでしっかり打ってくれる賢介さん・稲葉さんさすがですね(^-^)明日も大事な試合なので仕事終わったらドームへ走ります☆ソフトバンクに札幌ドームでの胴上げはさせません!!全力応援してきます☆
Posted by ゆか at 2010年09月25日 00:05
こんばんは(^O^) 白井さん、おっしゃる通りの両チ-ムの心中だったと思います。札幌ド-ムでやられた分はKスタで返させてもらいましたね!岩隈投手と井野捕手の合わなくなった所をいかせてもらいました。2番手の榊原投手がロングリリーフで抑えてくれ、まさに困った時の榊原でしたね。とにかくファイターズらしく一つ一つ勝つだけですね(^_^)v
Posted by ゆきえ(^O^) at 2010年09月25日 01:40
勝てる、勝ちたいと思っても勝てるとは限らないし、その逆もある。野球の面白さです。昨日の岩熊投手、田中賢介選手の対決は迫力がありました。あの勝負で試合の雌雄が決すると誰もが思っていたでしょうが、本当にそうなりました。しかし伏線は、その前の死球二つと送りバントの処理ミス(記録はヒットですが)。二岡選手の死球も、送りバントではなければ当たらなかったでそうし、勝負の綾はいつも微妙です。
Posted by takahna at 2010年09月25日 09:55
 ファイターズが北海道にきて7年。秋の風の冷たさを感じたとき、この時期の野球の緊張感と高揚感が自然に連動してわきおこることに感慨深い思いがします。ペナントレース終盤の追い上げ、クライマックス(プレーオフと呼んでいた時期もありました)、日本シリーズ・・・いつもこのぴりっと冷たい大気の中を熱い心を抱えてドームに向かった、という記憶。

 きょうとあした。万感の思いでドームで応援します。
Posted by Keep going ! at 2010年09月25日 11:08
こんばんは。

白井さん。

行く詰まる投手戦でした。

でも、悔い残る?全力をもてあました試合に感じました。

糸井選手と稲葉選手のバントと打撃です。

何か、自分的には、4つの全力のうち、体の全力がでなかった感じが残りました。頭もあったかもしれません。

1位と3位を目指すモチベーションの違いもあったかもしれませんが、全力出し切れず、不完全燃焼だった気持ちが残りました。1~4番打者まで、きているのに、5番打者の糸井選手のバントで、最後は、稲葉選手まで、迷いまくった打撃だったように感じました。

自分の草野球は、会社内ではありますが全国大会では、快挙の札幌準優勝できました。(自分は、1日4試合、捕手1試合と5イニングと無難にサードをこなせました。)
バッティングは、毎週土曜日早朝の草野球でのチームメートの影響もあり、左打席ですが、軸移動、インサイドアウトを実践できつつあります。(右打席で取り組んでいましたが、実践で左打席に集中して、バッティングセンターでも両打席で試みましたが、左打席の方がインサイドアウトの打撃が実践できそうです。)
Posted by マッキ at 2010年09月26日 01:59
昨日のダルビッシュ、杉内両投手は見事でした。
日頃から白井さんのブログを拝見していて、昨日の両チームの選手をメンタルの観点から見て、人間の心理とはおもしろいものだと思いました。

ソフトバンクが福岡で西武を下し、秋山監督がファンに「我々がやるべきことは残り試合を全力で勝ち、福岡に戻ってくることです。」と力強く、また晴れ晴れと誇りに満ちた表情で言った時、ソフトバンクが勝つんだろうなと思いました。

昨日の試合、杉内投手もインタビューで言っていましたが、多分どの選手も「勝って福岡に帰るんだ!」という強い気持ちがあったように思います。そこが「もう負けられない」というプレッシャーが選手のプレーを萎縮させた昨日のファイターズや先日の西武と違うような気がしました。

蛇足ですが、ソフトバンクの今年のスローガン「今年はやらんといかんばい!」は、そのものズバリで好きでした。昨年のファイターズのRe:challengeのように。今年の「Feel It!」が発表になった時、???と思ったのは私だけでしょうか?未だに意味不明と思っているのですが。
Posted by 西 at 2010年09月26日 10:38
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
投稿されたコメントは内容により不適切と判断した場合、あしたさぬき運営事務局にて削除する事がありますのでご了承下さい。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
野球のこと
    コメント(6)