日々の出来事

2010年05月21日

昨日はゴルフコンペがあり、
名門小樽カントリークラブでプレーしてきました。
あいにく昨日は暴風雨で、
いつも以上に強い風と横殴りの雨が降るタフなコンディションでした。
このようなコンディションになると、
「今日は最悪」「これではいいスコアが出ない」「雨止まないかな」などと、
空を見上げながら悪天候を嘆き悲しむ光景をよく見かけます。
空を見上げ、嘆き悲しんだところで雨は止むのでしょうか?
そしてネガティブな言葉を発して、
自らのモチベーションを落としていることに気がつかないことが多いのです。
当然出てくる結果は良くないことは想像できる筈です。
空を見上げて、嘆き悲しんでも雨は止まない訳ですし、
ネガティブ発言しても事態は好転しないのですから、
「このような状況でどのようなプレーができるか挑戦しよう」
「このようなコンディションではみんなテンションが低いので、優勝できるチャンスが増えるぞ」
「好結果を出すために雨の中で意識することは何だろう」
と現実に対しての捉え方、考え方を変えるほうが得策です。
どのような状況になろうともポジティブな考え方、
発言をしていくほうが事態の好転につながります。
目の前の現実に対してどのように考え、発言するのかは、
誰にでも与えられた自由な権利です。
自ら選択した考え方や発言が結果を大きく左右するのですから、
これは重要なポイントになります。
コントロールできることとできないことを分別してみると、
選択することは難しくありません。
「雨止まないかな」と空を見上げても雨は止みませんが(コントロールできません)、
雨の中でどのような心持ちでプレーするのかはコントロールできます。
そしてどのような態度や発言をするのかは誰でもコントロールできます。
コントロールできないことに対してエネルギーを注ぎ込むよりも、
コントロールできることにだけエネルギーを注ぎ込むほうが現実的です。
でてしまった結果を嘆き悲しんでもコントロールすることはできませんが、
これからでてくるであろう結果を、
ポジティブな考え方や発言をすることでコントロールできる可能性はあります。
昨日のような暴風雨のなかでのプレーを、
楽しむのも、好結果につなげるのも、
ずべては自分自身の選択にかかってきているのですね。
私はいつも「これはコントロールできることなのか、できないことなのか」
と自分に問いかけることを習慣にしています。
コントロールできることだけをコントロールしようと思えば、
案外気が楽になるものですね。
昨日の暴風雨の中のゴルフ、
そして先日のトライアスロンを経験したときに、
コントロールできることだけをコントロールすることを再認識していました。

今度出版した「わが子を一流にするメンタルトレーニング」は、
子供や相手をコントロールするのではなく、
自分自身の考え方や発言をコントロールすることを提案しています。
どのような選択をすることが子供の可能性を膨らませるのか?
それは指導者や親にとっては重要なポイントです。
相手をコントロールすることは難しいですが、
自分をコントロールすることは可能ですね。
是非読んでいただければと思います。
セールストークでした(笑)。


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この記事へのコメント
こんにちは。
白井さんのご活躍を様々なメディアをとおして楽しみにしています。

今日のブログを読んで、見事にコントロールされて「メンタル・コーチング」の購入ボタンをクリックしてしまいました。(笑)

遠い昔になりますが、鎌ヶ谷で個人レッスンをしていただきました息子も大学まで野球を続け、今春から家業を継ぐために奈良に修業に出ております。
(10年以上前の事ですが、つい懐かしくコメントさせていただきました)

経営者にとっても非常に勉強になる内容ですので、本の届くのが楽しみです。
Posted by toshi at 2010年05月21日 12:46
最初は「わが子を一流にするメンタルトレーニング」というタイトルから、子どもの心を鍛えようという話なのかな、と誤解しましていました。

> 子供や相手をコントロールするのではなく、
> 自分自身の考え方や発言をコントロールすることを提案

というお話に、なるほど、と感じました。

私自身に照らしても、相手やまわりのことはよく見え、そちらを変えようとして結局はうまくいかない、という経験が多々あります。

一方で、自分自身のことはなかなかよく見えず、コントロールしようと考えていません。

拝読させていただきます。
Posted by 鈴木昌宏 49歳 at 2010年05月21日 15:00
私もゴルフはするのですが、ゴルフ仲間とよく話しになるのが、
出だし
パー・パー・ボギーとボギー・ボギー・パー
どちらが気が楽か?
どちらかというと、私は、前者、パー2つ先行でボギーがくる方が気が楽ですが、友人は後者が良いと言います。
ちなみに私はオフィシャルHDC13、友人は8。
力量によって考え方も違うものですね。
白井さんはどっちでしょうか?
Posted by 舟 at 2010年05月21日 15:42
白井さん、本日の解説ご苦労様でしたm(__)m

ダルビッシュ投手での敗戦痛かったです(-_-;)
でも、三浦投手のコントロールが冴えていたのでは仕方ありませんね。
やはりベテランピッチャーです。
涌井投手に散々打ちこまれたピッチャーには見えませんでしたよ(笑)

ところで、今日ダルビッシュ投手を見ていて気になることがありました。
2回を投げ終わった後からなんですけれど、ベンチに向かう足の運びが・・・右足の運びが何だかぎこちないように見えたんです。
わずかですが、足をひきずりたいのを我慢しているような足の運びなんです。
で、7回だったと思うのですが、腰とに手をあててひねるような動作をしていたんです。
この動作って去年オリックス戦で打ちこまれて故障が発覚した時の動作に似ていたんです。
で、ベンチに戻る時も一瞬腰に手をあてたけど、あわてて止めたような感じがしたんです。
本当に単なる気のせいで思い過ごしだったらいいんですけど・・・(^_^;)
白井さんは全然気になりませんでしたか?

いつも長々とすみません<m(__)m>
Posted by 雪ん子 at 2010年05月21日 22:34
こんばんは!!今日ドーム行ってきました☆試合の結果は残念でしたが、スレッジ選手が練習の時ファイターズファンに向かって手を振ってくれたり、スレッジ選手と稲田選手の登場曲をかけてたりして、なんだかすごく嬉しかったです(^-^)いいチームですね〜♪
Posted by ゆか at 2010年05月21日 23:42
白井さんの意見に全く同感です。私の友人に中学教師(体育)がいるのですが、以前、彼が生徒指導の顧問をしていた頃に最近の子供やその両親についてよく嘆いていました。聞くと確かに子供側に問題点が多いのですが、彼側にも体育会系特有のストレート過ぎる感情表現など良くない点があったので、『セルフコントロール出来ない人間が何言っても伝わらないやろ』と忠告したのを思い出しました。私も白井さん同様、常に自問自答しながらボジティブシンキングになるよう心がけていますが、まだまだ外因に左右される自分が顔を出してしまいますので、ぜひこの本を読んで少しでも成長できたらなと思っています。
Posted by 香川のファイターズファン at 2010年05月22日 22:04
白井さんの意見に全く同感です。私の友人に中学教師(体育)がいるのですが、以前、彼が生徒指導の顧問をしていた頃に最近の子供やその両親についてよく嘆いていました。聞くと確かに子供側に問題点が多いのですが、彼側にも体育会系特有のストレート過ぎる感情表現など良くない点があったので、『セルフコントロール出来ない人間が何言っても伝わらないやろ』と忠告したのを思い出しました。私も白井さん同様、常に自問自答しながらボジティブシンキングになるよう心がけていますが、まだまだ外因に左右される自分が顔を出してしまいますので、ぜひこの本を読んで少しでも成長できたらなと思っています。
Posted by 香川のファイターズファン at 2010年05月22日 22:05
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